海外に投資してみませんか

海外投資

経済的に豊かな国

日本が世界でも有数の経済大国である事を否定する人は少ないかと思います。
もちろん国内には深刻な貧困問題が存在していますが、それは国際的な貧困とはまた違うステージでの貧困問題です(だから深刻でないと言う事では全くありません)。
世界中の殆どの国で日本は金持ちの国だと言うイメージを持たれ、日本人もまた殆どのが自分の国を経済的に豊かな国だと思っています。

海外市場は魅カ的

その一方でこの国が20年余りの間に渡って満足の行く経済成長を果たせていない事も確かです。
加えて少子高齢化に伴う人口減少と言う大きな構造的問題を抱えています。
既に人口は減少に転じており、これから更に減少は進みます。
これまでの様に日本がこの先も経済大国の地位を維持していけるかどうかは不透明なのです。

日本の給料だけが下がっている

日本の給料は90年代から先進国で唯一減少しています。
全労連がOECDのデータから作成したデータによると、1997年を100とした時の実質賃金紙数は

●スウェーデン  138.4
●オーストラリア 131.8
●フランス    126.4
●イギリス    125.3
●デンマーク   123.4
●ドイツ     116.3
●アメリカ    115.3
●日本       89.7

実質賃金指数の推移の国際比較(1997年=100) – 全労連

となっています。
国民の生活の目線で言えば、賃金の伸びと物価の伸びとの関係性になるのでこの数字だけで論じても余り意味がありません。
実際、日本は物価がほとんど上がらなかった唯一の先進国でもあります。
但し資産を増やすと言う意味では到底無視できない話です。
だとしたら、日本でお金を稼いて増やして行く事が有効な選択なのでしょうか。

海外資産の提案

実は日本以外にも目を向ければ、もっと魅力的なお金の創り方や増やし方があるのでは
ないかと言うのが本サイト 海外資産倶楽部の提案です。
別に日本で稼いだり増やしたりする事を止める訳でも否定する訳でも無く、 労力や資産の一部でも良いから海外でお金を稼いだり増やしたりする事を考えてみてはいかがでしょう。
実際にそれだけの魅力が海外にはあります。

経済成長期を迎えている国々

東南アジアやフィリピン、 インド、中央アジアと言ったアジア諸国、トルコ、メキシコと言った新興国は経済の成長期を迎えています。
中には少子高齢化に突入している国もありますが、 多くの国では平均年齢も若く旺盛な消費意欲を併せ持っています。

成長している市場に投資する

高度成長期の日本では多くの人がお金を稼ぎ、資産を増やしました。
資産を増やしたのは、投資が上手かったからでは無く市場全体が急成長をしていたからです。
自分には投資の才能が有ると勘違いした人もたくさんいた様ですが、そうした人達の才能はバブル崩壊後の冬の時代に白日の下に晒されました。
この時の経験を見れば、 成長している市場でお金を運用する事が成功する為の近道である事がはっきりと分かります。
成長している市場に目を向けるべきなのです。

多様な金融サービスを使いこなす

あるいはシンガポールや香港、 米国、 欧州と言った地域では金融サービスが発達し、それに応じた法制度も整備されています。
日本にいると発想すらできない様な金融サービスも充実しています。
税制も国や地域によって大きく違い、そこにはやはり大きなチャンスがあります。
また実にさまざまなお金の獲得方法が存在しています。
そうした運用の方法にも目を向けるべきなのです。

海外投資のデメリット

もちろん、例えば投資について海外への投資をしないと言う選択にも合理的な理由があります。
海外投資には国内投資には無い問題・リスクが存在します。

●言葉が分からない
●情報が少ない
●地理的に遠い
●手続きが難しい

などなど、誰でも海外投資の問題点を挙げる事ができるでしょう。
これらの問題はどれも重要で、こうしたリスクを避ける為に海外への投資を回避する選択は充分に合理的です。
しかしながら、情勢は大きく変化しています。
多くの問題のハードルは下がり、 リスクも相対的に小さくなっています。
改めて海外の市場を検討するべき段階に来ている様に思えるのです。

国内経済の先行き

一方、国内経済の先行きはどうなるでしょうか。
少子高齢化の進む社会で経済を成長させる為には、労働人口を増やすか人口減少に見合うだけの生産性向上をするしか方法はありません。
AIやロボットが生産性を押し上げるから大丈夫と言う意見もあります。
その可能性は充分にあるし是非そうなって欲しいとも思います。
ただそれによって生産性が上がったとしても、需要(消費)の減少は避けられないかも知れません。
住宅や子供の教育など大きな消費を必要とする層が少なくなっているからです。
どうやら長期的には経済力が緩やかに落ちて行く可能性が少なくなようです。

円の価値はどうなる!?

では仮にそうなった時に、日本円の価値はどうなっているでしょうか。
2019年9月19日現在、1ドル=108円前後で推移しています。
浜拒子同志社大学大学院教授の様に1ドル=50円時代の到来を大胆に予測する方もいますが、普通に考えれば、経済力が落ちていけば日本円の価値も下がっていくと言うのが基本的な見通しでしょう。
為替レートが1ドル=150円、 200円となる展開だって十分に考えられるのです。
別に1ドル=200円になる! などと煽りたい訳ではありません。
仮にその様な展開になったとしても自分の資産は自分で守って増やさなければいけないと言う事を言いたいだけです。
国の経済力が落ちても、日本円が弱くなって影響が出る様になっても誰も助けてはくれないのです。
燃料費を筆頭に物価が上がり、政府の福祉が弱体化する中でも道を切り開かなけばいけません。

ドル建ての収入や資産を持つ

日本円の価値が下がると言う話をする時、基本的には米ドルと比較した日本円の価値を想定しています。
その場合、ドル建ての資産を持っていれば日本円の価値が下がってもドル建て資産の価値は増える事になります。
富裕層の方の多くが実際にドル建て資産を持っていますし、総資産の半分を意図的にドル建て資産にしている人もいます。
別に富裕層で無くてもリスク回避の考え方は同じですし、参考になる部分はいくらでもある筈です。
日本は経済力が強く、国際的に信用の高い通貨(日本円)を持っているので余り意識しない方が多いのですが、 海外の方、特に通貨の弱い新興国の人はごく自然にこうした考え方を身に付けています。
一例ですが、ドル建ての収入や資産を持つ事ができれば、それだけで将来のリスクを減らす事になるのです。

ギャップを利用する

また日本は20年余りに渡って低金利状態を続けてきましたが、 海外には経済成長の真っただ中の国、インフレが進んでいる国、 金利の高い国がいくつもあります。
金利などはそのギャップを利用するだけでも利益を生む事が可能です。
別に海外に出向かなくても、今はFX(外国為替証拠金取引)などのサービスも充実していて、日本にいながら世界中の高金利通貨に投資する事だって充分に可能です。
もちろん現地に出向いて口座を開いて運用するなんて言う方法も、刺激的で面白いと思いますよ。

まとめ

投資・運用と言う視点で見ると、現在の情勢の中で日本国内だけで投資を考えるのは|余り賢明な選択ではないと感じています。
資金が小さい時には国内に集中して資産を増やすと言う選択もあると思いますが、それでもできるだけ早い内に海外に幅を広げる視点を持つべきです。
投資や運用で成功する鉄則は、成長している市場で投資や運用をする事です。
幸運な事に現在は投資環境が非常に充実してきており、国内にいながらでも海外の多様な金融商品に投資ができる時代になっています。
魅力いっぱいの海外市場に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。
何よりも、きっと楽しいと思いますよ。
最後までお読み頂き、 ありがとうございました。

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