タイの投資環境

アジア

投資環境について

海外資産倶楽部では、各国の基本データに加えて、預金、株式投資、FX、不動産、暗号資産といったさままな投資(投棄)対象についての市場や規制の状況などを纏めています。
各国の投資環境、今回は東南アジアのタイです。
タイの投資環境を確認して置くのも良いと思いますよ。
各分野の詳細についてはそれぞれ別の記事で展開して行きます。

タイの基本データ

タイ(タイ王国)東南アジアのほぼ中央に位置し、ASEANでも中心的な存在といえる国です。
成長著しい東南アジア諸国の中でもいち早く経済成長を果たし、国際的にも頭角を現してきました。
日本とも関係が深く、多くの日本企業が進出している国でもあります。

■国名 タイ王国
■表記 Kingdom of Thailand
■首都 バンコク
■人口 6,779万人(20位)*
■人種 タイ族。他に華人、マレー族等
■言語 タイ語
■面積 51万4,000平方km(日本の約1.4倍)
■GDP 5,049.3億ドル(26位)**
■通貨 バーツ(1THB≒3.35円)

*2019年度IMF発表データによる。
**2018年度IMF公開名目GDPデータによる。
***2020.7.24.EXCHANGE-RATES.ORGレート参照による。

外交

タイは外交上手な国として知られ、実際欧米列強国に植民地化されることも無く、長く独立を維持してきています。
タイの外交姿勢は「風にしなう外交(bamboo Diplomacy)」とも称され、竹のように柔軟でいながら強靭です。
タイの外交は、特定の国家に長期に渡って依存しないことを基本としています。
また特定の国との関係を犠牲にすることで他の国との関係を強化するような選択も避けてきました。
米国と関係を築く一方で中国とも関係を築いているのが象徴的で、日本とも友好的な関係を維持しています。

通貨

タイの通貨はバーツです。
タイバーツは東南アジアの中では影響力のある通貨ですが、国際的には新興国通貨の1つであり、殆ど流通もしていません。

銀行預金

外国人がタイ国内の銀行で銀行口座を開設する場合、タイ在住者であれば、タイの労働許可証や長期滞在ビザを持っていれば口座開設が可能です。
実際バンコクなどでは日本語が通じるジャパンデスクを設置している銀行も複数あるので、手続き自体はそれ程難しくはありません。
以前はノービザ(短期旅行者)の渡航者でも銀行口座を開設することができたのですが、現在は、非居住者がタイ国内の銀行口座を開設することはほぼ不可能となっています。

株式投資

タイの株式は、その殆どがタイ証券取引所(SET)で取引されています。
日本でタイの株式を扱っている主な証券会社は以下の通りです。

●SBI証券
●楽天証券
●アイザワ証券

FX(外国為替証拠金取引)

タイバーツは国際的には流通量が少なく、日本では今のところタイバーツ/円(THB/JPY)の通貨ペアを扱っているFX会社はありません。
ただ日本でもOANDA FXでは米ドル/バーツ(USD/THB)を取り扱っています。

不動産

タイの不動産は外国人でも購入することが可能です。
タイは2019年まで安定した経済成長を続けてきた国です。
国民所得水準も向上しており、これが住宅需要を拡大していくと期待されています。
賃料収入に対しては非課税など、税金や取得コストが日本に比べて安い点も魅力です。
インカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙える国と言えます。

人気のエリア

不動産投資のエリアとしては首都バンコクが中心となります。
ただバンコクの不動産価格は既にかなり高くなっており、不動産需要成長初期の爆発的な値上がりは期待しにくくなっています。
最近はバンコク近郊地域や、リゾート地域のエリアも注目を集めています。

暗号資産

タイは東南アジアでは暗号資産関連の法整備がもっとも進んでいる国と言えます。
ICO(コイン販売による資金調達)やその発展形の販売STOに関する法制化も進んでいます。
2018年5月には、タイ政府が「デジタル資産法令」を公布し、暗号資産とトークン両方を者に入れた、デジタル資産関連事業を行うための要件を定めています。
同法ではICO、STOなどの暗号資産関連の資金調達事業者と、取引所などの流通取引業者を区分して規定し、タイの暗号資産関連事業についてはタイ証券取引委員会(SEC)が管轄します。
タイ政府は以下の3種類の免許を整備し、各事業者が行なうことのできる具体的な事業を定めています。

●デジタル資産取引所業務免許
●デジタル資産ブローカー業務免許
●デジタル資産ディーラー業務免許

タイSECの推薦を受けて、タイ財務省が暗号資産取引所やICOプラットフォームを認可しています。

OMG

タイで基盤を固めて行く暗号資産プロジェクトも少なくありません。
その代表例とも言えるのが、タイを中心に東南アジアで普及している「OMG(OmiseGo)」です。
OMG(OmiseGo)は日本人が開発し、タイに本拠地を置いて展開する、暗号資産を利用した決済プラットフォームなのですが、タイやインドネシアなどでは決済手段として広く流通しています。

外貨準備高

タイは2019年時点で約2,168億ドル外貨準備高*を抱え、これは世界第12位の水準になります。
タイは通貨危機を経験しているだけに、通貨準備にはかなり力を注いでいます。
強力な国際通貨では無いだけに充分な体制とは言い切れませんが、通貨防衛力は一定以上の水準を超えている国と考えてよいでしょう。

*Global Note 世界の外貨準備高 国別ランキング2019年参照

まとめ

タイは日本でも馴染みがあり、身近に感じることができる国です。
経済も成長し、市場も大きく、株式も不動産も暗号資産もと魅力的な投資対象がたくさんある国でもあります。
東南アジアの中心的存在でもあり、タイから周辺諸国に拡がるビジネスもたくさんあります。
そんなタイへの投資を検討してみてはいかがでしょうか。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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